遺体で発見の安達さんの友人「結希くんご飯食べられてるかなって…」 複数の親族から警察が事情聞く 捜査本部設置の可能性も【京都小学生行方不明】(2026年04月15日)
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行方不明だった11歳の安達結希さんが遺体で発見された事件で、新たな動きです。
警察は15日朝、死体遺棄の疑いで安達さんの自宅に家宅捜索に入り、複数の親族からも慎重に話を聞いています。
午後4時を過ぎても続いていた、安達さんの自宅への家宅捜索。
京都・南丹市の山林で3月23日から行方が分からなくなっていた、11歳の安達結希さんの遺体が見つかった事件。
警察は複数の安達さんの親族からも任意で事情を聴くなどして、事件の経緯を詳しく調べています。
身元判明から一夜が明けた15日、事態は大きく動きました。
15日午前7時、南丹市内にある安達さんの自宅周辺には多くの警察官が集まりました。
自宅前の広い範囲で規制線が張られ、警察官が続々と中に入っていきます。
捜査関係者によりますと、警察は15日朝から死体遺棄の疑いで安達さんの自宅の家宅捜索を始めたといいます。
捜査員がメジャーを使って道や、自宅につながるスロープの幅を測る様子も見られました。
安達さんの自宅周辺には続々と警察車両が。
南丹市では昼前から冷たい雨が降り始める中、家宅捜索は長い時間にわたって行われました。
捜査関係者によりますと、家宅捜索は家屋だけでなく敷地内の全てが対象となっていて、1日では終了しない可能性もあるといいます。
安達さんの死体遺棄の捜査を巡っては今後、遺体が見つかった前日に発見されたスニーカーが誰のものか慎重に捜査するとしている他、捜査本部が設置される可能性もあるとしています。
安達さんが通っていた園部小学校。
14日は、近隣で遺体が発見されたことを受け臨時休校となりましたが、15日から登校を再開。
学校が保護者に配信した文書では「現在、子供たちの心理状況は極めて繊細な状態にある」として、「『子供たちの心の安定とケア』を最優先に考え、今週いっぱいは、『給食後下校』の『特別校時』で対応する」としています。
15日の学校内での児童の様子について、南丹市の教育委員会は「子どもたちは普段通りの様子と見受けられるけれども、あえて今回の安達さんの件については、話題として触れないような雰囲気を感じた」と話しています。
安達さんについて、触れるそぶりを見せなかったという児童たち。
学校側は、校長が全校児童に向け今回の件について説明を行ったといいます。
南丹市教育委員会・山田啓亮教育参事:
校長の方から安達さんの件に関して、全校児童に対して校内のテレビ放送で今回起きたことについて、子どもたちに伝えた。結希くんが無事に戻ってきてくれることを皆で信じて待っていましたけど、このような結果になってしまったことを悔しくて悲しくてたまりませんと。
校長の話を聞き、涙する児童もいたといいます。
山田啓亮教育参事は「非常に子どもたちも動揺・不安を感じている。特に安達さんと同じ学年だった6年生の子については、ちょっと涙を流すような、そういった様子もみられたというふうに聞いている」と話しました。
15日は十数名の欠席者がいたという小学校。
中には、「安達さんの件を受けて非常にショックが大きい」との理由で、欠席した児童も数名いたということです。
学校側は、スクールカウンセラーなどによる子供たちへの支援体制を構築するなどの対策を行うとしています。
そして午前中で授業を終えた児童は、給食を食べたあと下校しました。
FNNは同じ小学校に通っていた安達さんの友達に話を聞くことができました。
同じ小学校に通う友人(保護者の同意のもと取材):
最後に会ったのは卒業式前ですね、連休前。友達で長い間ずっと話していた。リュックとか靴が見つかって、結希くんご飯食べれてるかなって。3週間って1カ月に近い、長いので…。
友達が無事を祈る中、小学校から南西に2kmほど離れた山林で見つかった安達さんの遺体。
司法解剖の結果、死亡した時期については安達さんが登校する姿が確認されていた直後の3月下旬とみられています。
死因は不詳と発表され、遺体には刃物による明らかな刺し傷など、大きな外傷は確認されなかったということです。
また、着衣についても目立った損傷はないということです。
司法解剖の結果、死因が不詳と発表されたことについて、法科学の専門家は…。
法科学研究センター・雨宮正欣所長:
一つはご遺体の状態があまりよくなくて、得られた情報が少なかったということが一つ。それからもう一つは外傷ですね。死因に特定できるような刺し傷と分かれば、失血死という発表になる。そういうものではなかったと。いわゆる外傷性の死因は今のところ考えられないと。完全否定という意味ではない。
一方で、骨折の有無など一部の情報について警察が回答を差し控えるとしている点について、雨宮所長は「全ての情報が公開されているワケではないと思います。事件になった場合に、それが重要な情報であるが故に公表していないという可能性は高いと思います」と話しました。
一方、警察は15日朝から死体遺棄の疑いで安達さんの自宅の家宅捜索を始めました。
この家宅捜索の狙いについてフジテレビの上法解説委員は…。
フジテレビ・上法玄解説委員:
「死体遺棄容疑」が立った。誰かが安達さんの遺体を、あそこの現場に置いたということ。単純に安達さんは小学生だから、多くのいろんな場所に立ち回ることは考えにくい。一番過ごしていた時間が長い場所に、何らかの痕跡がないか調べるのが一般的。自宅を調べることによって、何らか手掛かりがないか調べようとしていると思う。
一方、元埼玉県警捜査1課の佐々木成三氏は家宅捜索のある点に注目していました。
元埼玉県警捜査一課・佐々木成三氏:
映像を見ると検証も行っている状況。これは証拠品を押収するだけでなく、自宅内の鑑識作業も行っているということ。
実際の家宅捜索の様子を見てみると、警察が母屋横の蔵のような建物に出入りしている様子や鑑識も確認できます。
「自宅内を検証する必要性があるということ。警察はそういった確証を持ってやっていると思う」と佐々木氏は言います。
警察は、複数の親族から任意で事情を聞くなどして事件の経緯を詳しく調べています。
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